写真
畝立て前
前作の圃場の草刈り後、乾燥した草を燃やします。
アンビエントファームの特徴は炭と灰を意識的に使う所に有ります。
炭は良性菌の住みかになり、灰は土のphを中性する効果が期待出来ます。
直播
トラクターで畝立てした圃場に直接、種蒔きをして、その上に籾殻燻炭を撒きます。
直播の利点は根が地中に深く張る事。
欠点は合わせて雑草も生え出すので、その処理に追われる事。
3週間後位に手作業で土寄せをします。
全てが発芽する訳では無いので、この後直ぐに苗作りを始めます。
写真の圃場では発芽後にイノシシが来て、半分近く食べてしまいました。
その分も慌てて苗作りをする事に、トホホです。
苗作り
前年に収穫した黒豆を、128穴のトレーに種蒔きをして、太陽光シートを被せ発芽させます。
苗作り2
黒豆が概ね発芽したらシートを外し、イノシシに食べられないようネットで囲います。
近年、獣害増大していて、色々な対策が必要になっています。
概ね、2週間後定植出来る様になります。
定植、土寄せ
圃場に定植してから、1ヵ月までに機械による土寄せをします。
この時、施肥します。今までは、動物性肥料を使わずにいたのですが、リン不足になるので、本年から魚介類を使った
ボカシ肥料を作り10アールあたり約20kgを目安に使用しました。結果は10月まで未定。
写真は作業後の様子、機械では株間の草まで消えないので、手作業で再び土寄せをします。